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June 2004

2004.06.24

6/26千葉授業づくり研究会「宇宙を題材にした授業づくり」

 私が理事長をつとめるNPO法人企業教育研究会(ACE)では、今月の月例研究会「千葉授業づくり研究会」を6月26日(土)午後4時から千葉大学教育学部で開催します。今回はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の渡辺勝巳さんをゲストにお迎えし、「宇宙を題材にした授業づくり」についてお話しいただきます。
 ご関心のある方、ぜひご参加ください。

 

2004.06.17

日本PTA全国協議会のネット利用調査について

 本日6月17日付の毎日新聞に、「インターネット:小5、中2が経験率で保護者を上回る」という記事が掲載されている。
 これは、日本PTA全国協議会が小学校5年生・中学校2年生とその保護者に行ったアンケートの結果が発表されたものを受けての記事だ。
 この記事には私のコメントも掲載されているが、子どものインターネット利用経験率が高いのは学校の授業で扱われているからで、当然のことである。佐世保の同級生殺人事件があって子どものインターネット利用についての関心が高まっている中、こうしたアンケート結果を「ネットを巡る親子の意識の隔たりや、親の目が届きにくい利用実態が浮き彫りになった」と結論づけるのは誤解を招く書き方である。
 同じ毎日新聞には、「見せたくない番組:小5は『クレヨンしんちゃん』トップ」という記事も掲載されている。これも、日本PTA全国協議会のアンケート結果を受けての記事だ。この「見せたくない番組」等のアンケートは以前から繰り返し行われているが、常に『クレヨンしんちゃん』が上位であり、回答する側にも「見せたくない番組」と言えば『クレヨンしんちゃん』という連想が働いているように思う。
 日本PTA全国協議会の方々には以前から申し上げているが、こうしたアンケートで『クレヨンしんちゃん』やインターネットを告発しようとすることでなく、学校におけるメディアリテラシー教育の実態を調査し、より効果的なメディアリテラシー教育のあり方について提言することが必要ではないか。時代の変化とともにメディア状況は変化していく。子どもをメディアから隔離するのでなく、賢くつきあえるようにしていくことが重要であるはずだ。「PTA」の「T」は教師なのだから、教師のメディアリテラシー教育を後押しすることが本来の活動であろう。
 私がコメントしたように、今回の日本PTA全国協議会のアンケート結果について、「この結果を佐世保の(小6同級生殺害)事件と結びつけて『不適切なネット利用が広がっている』と考えるのはまずい」。メディア関係者が冷静に受け取っていただくことを切に願う。

2004.06.16

「子どもとネット」についてコメント

 先日の朝日新聞に続いて、以下のメディアで私のコメントが取り上げられる予定です。もしよろしければご覧ください。

○女性セブン(小学館)6月17日(明日)発売号(予定)
○日本テレビ『さきどり!Navi』6月17日(明日)午前10:30~11:25(予定)

 私の立場は、要約すると次のようになります。

1)子どもをメディアから遠ざければすむのでなく、子どもが賢くメディアとつきあえるようにできるよう教育することが必要。刃物から遠ざけるのでなく刃物の危険性を理解した上で使わせることが必要であるのと同様に、ネットが危険性
をもつものだと理解した上で使わせることが必要。
2)親子関係において、「介入しすぎないが、放任もしすぎない」というバランスが重要。「信じているが、気にしている」というメッセージを子どもに発しつづけるべき。
3)子どものネット利用は親のお金でやっているのであるから、「ときどき話をする」「深夜までやらない」「ホームページを公開するなら親に見せる」「約束を守れなければネット利用を禁止することもある」といったことについて、子どもと約束をして守らせることを行うべき。

 教育では「バランス」が重要で、極端に走るのはまずいものです。今後、あまり極端な議論にならないよう、注意していきたいと思っています。

2004.06.13

朝日新聞にコメント

 本日6月13日(日)付の朝日新聞朝刊教育面「ネット教育 探る小学校」という記事の中で、「排除は無理 賢く利用を」という見出しで私のコメントが掲載されています。皆様、ご覧いただければ幸いです。
 事件翌日に本ホームページでコメントを出しましたが、その後、いろいろなことが報道されてきました。特に、インターネットや『バトル・ロワイヤル』等、メディアに関わる問題が出てきています。もちろんメディアが問題を深刻にしているという面はあるのでしょうが、メディアが発達していない時代に戻るのは困難です。メディアの特性を子どもたちに学ばせていくことしか、教師や親にはできないと考えています。そのようなことをお話ししました。
 本ホームページのコメントで危惧したような類似事件は、今のところ発生していないようで、今のところはよかったと考えています。今後はネットの特性を教えるだけでなく、「友達に対して腹が立ったらどうするのか?」「友達にひどいことをされたらどうするのか?」といった課題に応えられるような、実践的な道徳教育あるいは学級指導も必要でしょう。「みんな仲良く」という素朴な指導にとどまらず、「トラブルは発生しうる」「友達を嫌いになることはある」といったことを前提とした指導を行っていかなければなりません。このような実践にも取り組んでいかねばならないと思っています。

2004.06.02

佐世保小6殺人事件に関して-類似事件への警戒を

 昨日起きた佐世保市での小6児童殺人事件(私はあえて「死亡事件」と言わずに「殺人事件」と書く)は、痛ましいものだった。亡くなった女児、そしてご家族の方々の気持ちを思うと、いたたまれない。
 小学生が学校内で小学生を殺害した事件は初めてだということであるから、特殊な事件なのであろう。だが、本日になって、ネット上のチャットでのやりとりが事件の背景にあるという報道が出ており、今後のことが気になる。
 私が最も気になるのは、類似事件が発生することである。小学生であっても、誰かを殺したいという気持ちになることは、決して珍しいことではないはずだ。だが、幸いにしてこれまでは、実際に殺すまでに至ることはなかった。おそらく、ぎりぎりのところで思いとどまっていた子どもは大勢いるであろう。
 しかし、今回、実際に殺人事件が起きてしまった。このことが、「殺してやりたい」という思いを抱いている子どもの背中を押してしまわないか。この点が非常に心配である。
 小学生がネットを使っていること自体が、今回の事件とどの程度関係があるかはわからない。ネットがあるかないかに関わらず、小学校高学年から中学生の時期というのは、いわゆる「心の闇」と向き合わなければならない時期であろう。同級生を深刻に恨むことだって、驚くべきことではない。
 今後ネット社会云々という議論が出るかもしれないが、そのような犯人探しのような議論は生産的ではない。少なくとも当面は、類似事件が起きないよう警戒することが必要だ。小さなひとことが第二、第三の殺人事件を止めるということが、十分にありうる。
 当たり前のようだが、家庭や学校で、今回の事件についてきちんと話をしてほしい。そして、大人が、「たとえ人を殺したいと思うことがあっても、絶対に殺してはいけない」というメッセージを、子どもたちに発してほしい。直接の当事者でない者が今できるのは、類似事件の発生を防ぐことであるはずだ。

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