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2010.02.09

教員採用直前講座 授業づくり講座:すぐに使える授業づくりのヒント

 明日、教員志望の4年生を対象の特別授業で1コマ担当させていただくことになっています。レジュメを以下に貼り付けます。お気づきの点があればお知らせください。


教員採用直前講座 授業づくり講座:すぐに使える授業づくりのヒント
2010.2.10 藤川大祐

1.授業の基本要素-IRE構造
 Initiation 誘導 → 発問(課題提示)、指示
 Reply 応答
 Evaluation 評価(対応)

2.発問の技術-クイズ番組をヒントに
 発問より「発問以前」を考える 例:「○○と言ったら□□ですが…」
 その問いは誰にとって切実なのか?
 オープンな発問と閉じた発問 例:「田」の中にある漢字は? 三択 ○か×か
 「どうして?」「どのように?」はズレやすい
 「発問のゆれ」を避けるために板書する

3.指示の発見-集団学習成立の鍵
 AさせたいならBと言え/ゆれのないモノ
 モノと場所と時間を与えよ
 書かせてから発表させる
 挙手指名、列指名、ランダム指名、相互指名…
 発言したい子は「小指が動く」
 次の行動を指示する

4.子どもの思考を支える学習リソース
 ノートは記憶の道具より思考の補助に
 文字のきれいさより空間を確保したレイアウトを
 板書を消してはいけない理由
 発言のきっかけ言葉を貼っておく
 板書とワークシートの統一
 プリントを見ただけで何をするかがわかるようにする
 「書いて発表」も重要
 マップやカードを活用する

5.対応で問われる即興の力-教師はゲームに勝てるのか?
 正誤より、答えることが貢献
 「わかったか」と尋ねない
 寄り添うこともほめること
 口先だけでほめないで、本気で感動できるよう子どもを見る
 ほめるのはみんなの前でもよいが、叱ることは個別に
 発問がズレていれば、謝って発問を修正する
 予想外の答えへの対応を、子どもは見ている
 子どもが言うべきことについては、あらかじめ書いておかない
 考えさせるためのポーカーフェイス
 原則として、複数名に答えさせる
 評価には根拠が必要、教師の権威だけで評価しない
 複数名に発表させれば、教師の権威を使わなくても深められる
 「向上的変容」を子ども自身が理解できるか

6.授業のストーリーをどう構成するか-特別支援を意識したユニバーサル授業へ
 「行ったり来たり」ではついていけない
 話を変えるときには、思い切り空気を変える
 伏線を張る
 キャラクターが授業をわかりやすくする 例:太郎さんはあめを5個持っていました…
 「特別にあなたたちのために…」
 パターンを繰り返しながら話を進めていく
 年間を通して全員に主役の場面がある「群像劇」を演出する
 教師が忙しい授業でなく、子どもが忙しい授業を
 10を調べて、1を教える (隠しアイテムをたくさん準備しておく)

7.授業を支えるルール
 教師が言ったことはルールになる
 差別は許さない、全員を成長させる
 一人一人が違うことは前提 「同調」を求めない、求めさせない (たとえば無理に拍手をさせない)
 準備ができなければ授業を始めない、集中していなければ授業を進めない
 積極的な失敗を絶対に否定しない
 知的体力向上のために、身体の姿勢も大切
 利他的になれることが成長 条件の違う者がどう助け合えるか
 モラルとして大切なことは、日々はっきりと伝える
 できないことを責めるのは許されない 人は時間をかければ成長できる
 他人の真似はとても大切
 自己肯定には根拠が必要 学級で努力したことを誇りに

8.教師のパフォーマンス術
 教室は舞台、鏡の前で笑顔を練習しよう
 滑舌が悪い教師は多い 録音して聞いてみよう
 1文を短く、間(ま)をとって話す (妙にゆっくり話す必要はない)
 自分の話の根拠を意識し、飛躍がないよう話す
 機械や道具は、大事なところで止まるもの(だからバックアップを)
 伝えるように教科書を読む
 教材+発問・指示+パフォーマンスの安定した自分用パッケージを増やしていく
 日常の授業準備は、子どもへの対応の準備を中心にする

9.主な参考文献-本を読もう
 向山洋一『授業の腕をあげる法則』明治図書
 岩下修『AさせたいならBと言え』明治図書
 佐伯胖『イメージ化による知識と学習』東洋館出版社
 藤岡信勝『授業づくりの発想』日本書籍
 漆間浩一『社会科授業のコツ&アイデア40』学事出版
 有田和正『社会科発問の定石化』明治図書
 小西正雄『消える授業 残る授業』明治図書
 藤川大祐『「個を育てる」授業づくり・学級づくり』学事出版
 森口朗『授業の復権』新潮新書
 二杉孝司他『授業分析の基礎技術』学事出版
 上條晴夫『さんま大先生に学ぶ 子どもは笑わせるに限る』フジテレビ出版
 三崎隆『「学び合い」入門』大学教育出版
 池田修『こんな時どう言い返す―ユーモアあふれる担任の言葉』学事出版


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これは自分自身でも役に立ちます。

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