続報 「NHK杯放送コンテスト 「主催者に批判的」で失格」を問う
昨日書いた記事について、NHK杯放送コンテストの事務局担当者に話を聞くことができましたので、以下、続報を書かせていただきます。
1)まず神戸新聞の当該記事は昨日のものではなく、1年前、2009年4月27日のものでした。この点については昨日時点での私の確認が甘く、お詫びして訂正します。記事のページに月日のみが書かれていて年が書かれていなかったこと等で、誤解しておりました。審査ミスがあった第54回大会は2007年、失格があったとされる第55回大会は2008年の大会ということになります。
2)第54回における審査ミスについては、第55回大会当日及び大会に関する公式文書において、主催者側が謝罪や特別上映といった対応をすでにとっているとのことです。
以上の点については、昨日時点での私の認識と異なっておりましたので、ここにご報告させていただきます。昨日の時点でも「この記事の通りであるとすれば」とお断りした上で主張を述べさせていただいておりましたが、お読みいただいた方に誤解を与えてしまった点に関して、お詫び申し上げます。
なお、第55回大会における兵庫県での失格の措置については、表現の自由の尊重の観点でやはり問題があると考えています。主催者側が公式に見解を表明する等の対応がなされるべきだと考えます。
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