文部科学省、青少年が利用するコミュニティサイトに関する実態調査を公表
本年3月に、「ネット安全安心全国推進会議」を基盤に、私が担当者の一人として実施した、「青少年が利用するコミュニティサイトに関する実態調査」の結果が昨日公表され、本日サイトに掲載されました。
http://www.mext.go.jp/a_menu/seisyounen/houshin/1295040.htm
主に以下のことを明らかにしています。
・青少年のコミュニティサイト利用に関する問題が見られるサイトは、学校非公式サイト(学校裏サイト)として注目された掲示板型のサイトから、プロフやSNSに移行している。
・青少年に人気があるコミュニティサイトの状況はサイトによって多様であり、特定のサイトに特定の種類の注意を要する投稿や問題のある投稿が集中している場合が多い。特に、プロフや掲示板で、監視が不十分と考えざるをえないものが見られた。
・監視が徹底していると考えられるサイトでも、自傷や自殺に関する投稿は削除されていない場合が多い。
報告書の中で詳しい分析を書かせていただきました。関心をお持ちの方、ぜひお読みください。
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