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August 2013

2013.08.26

研究会等の予定について

以下の研究会等を予定しています。皆様ぜひご参加ください。

8月31日(土) 第46回メディアリテラシー教育研究会「働き方革命とメディア利用」
認定NPO法人フローレンスの片山悦子さんにお話しいただきます。

9月7日(土) 第32回明日の教室東京分校 町田智雄先生「始めよう、学校広報〜保護者との信頼関係・協力関係が子どもを更に成長させる〜」
学校広報の改善による保護者との信頼関係・協力関係の構築について、具体的にお話しいただきます。

9月15日(日) 第11回関西授業づくり研究会
内容等調整中です。

青少年のネット依存に関して

今月上旬に「ネット依存:中高生51万人が「病的な使用」」といった新聞記事が多く出ており、その後も引用される状況があります。厚生労働省の研究班の調査でわかったこととして報じられています。

しかしながら、以下のサイトによると、今回発表があったのは、厚生労働省の助成を受けた研究成果が発表されたものであり、厚生労働省自体が調査したものではありません。しかも、今回発表された結果は、タバコやアルコールへの依存に関するもので、ネット依存を中心にしたものではないとのことです。

http://blog.canpan.info/futoukou-oki/archive/398

現状で私にはこれ以上のことはわからないのですが、ネット依存に関するセンセーショナルな議論については慎重な対応が必要であることは間違いありません。

もちろん、スマートフォンの急速な利用によって子どもたちのネット利用時間が増えており、ネット依存への懸念を抱くことは重要です。すでに総務省によって「青少年のインターネット利用と依存傾向に関する調査」もなされており、対応を検討すべきであることは間違いありません。

青少年のLINE利用に関する現状での見解

最近、青少年のアプリLINE利用に関わる問題がさまざま報じられており、学校現場の教員からも児童生徒のLINE利用への対応に悩んでいるという声をよく聞きます。少し前はLINEが不特定の相手との出会いの手段として使われ、児童買春や淫行といった福祉犯事件につながることが注目されていましたが、LINE側が18歳未満の利用者のLINE ID利用制限の方針を打ち出す等、福祉犯対応については進展が見られます。他方で、LINEがネットいじめにつながることが注目されるようになっています。

この問題について意見や説明を求められる機会が多いので、現時点での私の見解を書いておきます。

1)LINEが従来のSNSと大きく異なるのは、「プッシュ型」ということです。SNSであれば投稿を監視し、問題ある投稿を削除する方向での対策が可能でした。しかし、LINEでは発信者がメッセージを送った直後に、受信者の端末にメッセージがダウンロードされることとなります。ですので、投稿を監視して削除するという対応はほとんど意味をなしません。プロバイダ責任制限法でサイトへの人権侵害となる投稿には削除ができること等が定められていますが、LINEではこうした対応がほとんどできないことになります。

2)LINEは基本的に一対一でのコミュニケーションのツールであり、グループ機能はありますがそれも一対一でのコミュニケーションの延長上にあると考えられます。このため、LINEにおいて通信の内容を監視しようとすれば、それは電話、手紙、電子メール等の内容を監視することとの区別が困難であり、LINEに監視を求めることにはかなりの無理があります。また、外部からネットパトロールをすることもできません。この点で、学校ネットパトロールによってネットいじめを解決するという方向では、LINEに関わるネットいじめには対応できないこととなります。

3)犯罪性がある場合とそうでない場合とを分けてかんがえることが必要です。たとえば、LINEでのやりとりが恐喝に使われているとか、LINEで児童ポルノが送信されているといった問題があれば、しかるべき手続をとって警察が捜査することは現状でもかなりできるでしょう。曖昧な点や不足があれば、議論して制度を整えることは難しくないはずです。他方、仲間はずれ等に犯罪性はないでしょうから、内容を確認して対応することは非常に困難です。

4)ネットいじめの実態については、定期的に調査がなされるべきです。おそらく現状でも、把握されているネットいじめ年間約3000件の中で、ネットパトロールによって発覚したケースは少数でしょう。教師や保護者が児童生徒から話を聞いたとか、たまたま会話が耳に入ったとか、あるいは体調不良を訴えてきた子どもから聞いたといった形で発覚することが多いと考えられます。調査をした上で、効果的な対策を検討する必要があります。

5)いじめ全般がそうであるように、LINEが関わるネットいじめに関する対策も、学級の中でのコミュニケーションを充実させる方向が有効にあると考えられます。LINE(のようなアプリ)でのコミュニケーションからいじめが深刻化していく様子をドラマ教材にして、ドラマを視聴して学級で話し合うといった教育が必要です。ネットで攻撃されて大きなトラウマを負って苦しんでいる人の話や、ネットでの攻撃で検挙された加害者のその後のような話も教材化されるとよいでしょう(交通安全対策のように)。こうした授業(そして、保護者対象の啓発)が全国各地の学校でできるような環境整備が求められます。

6)LINE側のシステムの修正で状況の改善がはかれるのであれば、LINEに対して提案することも考えられてよいでしょう。たとえば、深夜までの利用で問題ある投稿が多くなるのであれば、年齢に応じて深夜の利用を制限することはできるかもしれません。子どもたちにたくさん議論してもらい、そこから出てきたものをふまえて、改善できるところを探していくことには意義があります。

以上です。この件について取材依頼等がある場合には、上記をふまえていただければ幸いです。

2013.08.21

千葉市・千葉大学共同事業「西千葉子ども起業塾」、明日から開催

明日から3日間、千葉市・千葉大学共同事業「西千葉子ども起業塾」が始まります。約20名の小学生たちが社会人アドバイザーの応援を受けながら、「会社」を作り、西千葉のイベント「第三土曜市」に貢献するビジネスを立案し、「第三土曜市」運営者との契約のもとでビジネスを進めます。

お盆休みを避ける関係で、今年は8月の第三土曜市を第四土曜日にずらして開催していただけることになりました。地域の皆様のおかげでこのプログラムが実施できることが大変ありがたいです。

4月から演習の授業で学生たちが一生懸命準備を進めてきました。明日からの3日間は、学生たちにとっても、大きく成長できる時間となるはずです。

皆様よろしければ、8月24日(土)の昼前後、JR総武線西千葉駅すぐの「ふくろう広場」で行われている第三土曜市にお越しください。揃いのTシャツを着た小学生と大学生が地域に貢献する仕事をしている様子をご覧いただけます。この取り組みを通して、西千葉という街に関心をもち、ときどき訪れてくださる方が増えれば、とてもうれしいです。

2013.08.17

日本デジタル教科書学会2013年度年次大会発表資料

本日開催の日本デジタル教科書学会2013年度年次大会@大阪大学のシンポジウム「デジタルオンライン時代における教育の未来 — 1人1台時代のデジタルネイティブたちに向けて —」で登壇させていただきます。

こちらに発表資料を掲載しております。

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