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November 2013

2013.11.20

授業「学校と教育」2013年11月20日資料(いじめに関して)

 「学校と教育」の本日2013年11月20日の資料です。「ijime20131120.pdf」をダウンロード

2013.11.13

「ネット依存の中高生が8.1%。全国で推計51万人」報道について(再論)

 以前の記事でも書きましたが、現時点でも混乱が生じているようなので、あらためて「ネット依存の中高生が8.1%。全国で推計51万人」報道についてポイントを整理しておきます。

・2013年8月1日に、「厚生労働省の研究班」による発表として、各社が報道。

・しかし、斎藤史郎氏( http://d.hatena.ne.jp/shiro0922/20130825/1377442204 )らによって、この発表は「平成24年度厚生労働科学研究費補助金 循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業」(研究代表者:日本大学、大井田隆氏)のものであることが指摘されている。厚生労働省の研究班でなく、厚生労働省の補助金による研究ということになり、「厚生労働省の研究班」による発表というのは誤報ということになる。しかも、この調査は「未成年の喫煙・飲酒状況に関する実態調査研究」がテーマであり、ネット依存を中心としたものではない( 発表資料は http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/public_health/gakunen-dayori.html に掲載されており、「H24年度喫煙飲酒全国調査結果(インターネット依存)」というタイトルがつけられている)。

・発表資料では、「インターネット依存」の見出しの下、以下が示されている。

 不適応使用 男子 14.1%、女子 18.6%
 病的使用  男子  6.4%、女子  9.9%

 そして、不適応使用104.7万人、病的使用51.8万人が推計されると書かれている。しかし、資料には調査方法が書かれておらず、「Young Diagnostic Questionnaire for Internet Addictionを翻訳」「適応的使用:0~2点 不適応使用:3~4点 病的使用:5点以上 (0~8点で評価)」とあるのみである。これは http://netaddiction.com/ に掲載されている8項目の質問(初出は1998年と考えられる)を翻訳して用いたものと考えられる。「不適応使用」「病的使用」にあたる表現をYoungが使っていたのかどうか、使っていたとして原語は何だったのかは不明(大井田氏らの発表以外に「不適応使用」「病的使用」の表現は見出せない)。

・なお、ネット依存の治療を掲げている国立病院機構 久里浜医療センターのサイトには、「ネット依存のスクリーニングテスト」として、Youngのテストを含む2種類のテストが紹介されている( http://www.kurihama-med.jp/tiar/tiar_07.html )。しかし、Youngのテストは上記8項目のものでなく、20項目5件法のものである。

(参考)Kimberly Young による Signs of Internet Addiction(http://netaddiction.com/ より、翻訳は藤川)
Dr. Youngはインターネット依存診断質問紙(the Internet Addiction Diagnostic Questionnaire (IADQ))を開発した。5つの兆候があれば診断を要する。

1. インターネットに心を支配されていると感じますか?(これまでのオンラインでの活動のことを考えたり、次のオンライン・セッションを楽しみにしたりする)
2. 満足するためにはインターネットを使う合計時間を増やす必要があると感じますか?
3. インターネット利用をコントロールしたり短くしたり止めるための努力の失敗を繰り返し行ってきましたか?
4. インターネット利用を短くしたり止めたりしようとするときに、気分が落ち着かなくなったり、機嫌が悪くなったり、絶望したりすることを感じますか?
5. 最初に考えていたより長時間、オンラインにとどまりますか?
6. インターネットのせいで、重要な人間関係や仕事や教育・キャリアの機会を失いそうになったことがありますか?
7. インターネットにどれだか没入しているかについて、家族やセラピストやその他の人に嘘をついたことがありますか?
8. 問題から逃げたり落ち込んだ気分(無力感、罪悪感、心配、不安等)から救われたりするためにインターネットを使いますか?


 なお、橋元(2013)でも、スマートフォン利用者により高い依存傾向があることが示されている。※橋元良明(2013)「スマートフォン利用と依存傾向−総務省情報通信政策研究所との共同研究から【速報版】」(利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会スマートフォン時代における安心・安全な利用環境の在り方に関するWG(第3回)配布資料)

・スマートフォン利用者は平均利用時間が長い
・スマートフォン利用者はネット動画利用が増え、テレビ・睡眠・勉強が減少。
・スマートフォン利用者は依存傾向「高」6.9%、「中」43.7%で、非利用者(「高」5.8%、「中」32.4%)よりやや依存度が高い(0.1%未満で有意差あり)。

2013.11.12

書籍『はるかなる絆のバトン』の監修をさせていただきました

 小倉明さん、篠宮正樹さんによる児童向け書籍『はるかなる絆のバトン』(汐文社)の監修をさせていただきました。
 この本は、少年「でんべえ」がタイムスリップしながら生命の絆の神秘に出会っていくもので、医師である篠宮先生の科学的見地からのコメントも入っています。小学生などに読んでほしい本です。51thyzskwil_sl500_aa300_


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