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授業づくり

2018.04.09

「考え、議論する道徳」に関係する教材のご紹介

小学校で2018年度から、中学校で2019年度から道徳が「特別の教科」化され、「考え、議論する道徳」を実践することが求められています。「考え、議論する道徳」を実践するためには、これまでとは異なる発想での新しい教材が必要と私は考えています。以下、私が開発に関わった教材をご紹介させていただきます。(随時更新予定)

『みんなで道トーク!』(河出書房新社、全3巻)
小学生向け書籍シリーズ。友人に調子を合わせなければならないのか、暴力的な親を尊敬しなければならないのか、受験勉強を犠牲にして地域の祭りに参加するべきなのかといった小学生の悩みが漫画で描かれている。各話に小学生が選択を迫られる場面があり、「考え、議論する道徳」の教材としても使いやすい。河出書房新社のサイトから授業用の指導案やワークシートをダウンロードすることもできる。
 
私たちの選択肢
「脱いじめ傍観者教育」のための動画教材。ストップイットジャパンなどと共同で開発し、ストップイットジャパンが学校等に指導案つきDVDを無料配布している。ドラマの終盤で主人公が選択を迫られる場面があり、そこで教室で視聴している児童生徒が選択を迫られ、抽選アプリでその後の展開が決まるという構成。いじめ問題に関する短い解説映像まで含めて授業で使えるようになっている。

ボクたちの出来事シリーズ
 文部科学省の「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」を受託して開発した動画教材。アクティブブレインズの協力を得て開発したもので、本書でも紹介している。動画の基本部分はサイトからストリーミング視聴可能としている。
 なお、この教材に合わせて、ICTを活用して児童生徒の多様な意見を交流できるツール「AIAIモンキー」も開発されており、アクティブブレインズが学校等に有償で提供している。

○いじめについて考える架空事例教材
 千葉県の市川市教育委員会からの依頼で作成した文章教材。200文字程度の文章に、いじめか否かが判然としない状況が描かれており、どうすればよいかをじっくりと議論できるようになっている。市川市では、地域住民が教育委員会主催の講座を受けた後、小中学校を訪れて担任教師ともにこの教材を活用した授業に地域支援者として参加している。数名のグループに1名ずつの地域支援者が入り、地域支援者が聴き役となって児童生徒の意見をじっくり聴くことを中心とした授業を行っている。教材全文を下記に公開している。

教材全文(Wordファイル)をダウンロード

各話の内容は以下の通り。

・「チビ」という呼び名は? (小学校3・4年生向け)
・わすれ物が多いのは?(小学校3・4年生向け)
・「いじられキャラ」って?(小学校5・6年生向け)
・スマホアプリの仲間外れ?(小学校5・6年生向け)
・もう少し空気読みなよ(中学生向け)
・ツヨシじゃなくて、ツヨ子だろ(中学生向け)
・ケンカしても謝れない(小学生向け)
・なんで注意されないんだよ(中学生向け)
・一緒に遊ばないと(小学生向け)
・まとめられないのは誰の責任?(中学生向け)

 なお、市川市教育委員会では同様の趣旨で藤川監修の小学校低学年向けのDVD教材「大切なのは?」も作成している。このDVDの市川市以外への配布はなされていない。

○「考えよう、ケータイ」シリーズ
 ソフトバンクとNPO法人企業教育研究会が制作し、学校等に無償提供している情報モラルを扱った動画教材。ドラマを見るだけで児童生徒や保護者が話し合いたくなるように構成されている。指導案や関連資料もサイトで提供。2018年4月提供開始の最新作「みんなで考えよう、スマートフォン」の内容は以下の通り。

1 予期せぬネットトラブル?
2 動画配信の罠?
3 スマホトラブル、うちの子だけは大丈夫?


2018.03.27

研究室紀要及びプロジェクト研究報告書公表のお知らせ

千葉大学教育学部授業実践開発研究室(藤川研究室)では、毎年度の研究成果を研究室紀要『授業実践開発研究』としてまとめ、公表しています。また、近年は、千葉大学大学院人文公共学府(旧人文社会科学研究科)のプロジェクト研究報告書として、特定のテーマに合わせた研究成果をまとめ、公表しています。

以下のように2017年度の成果を公表させていただきました。各冊子に掲載した論文は、すべてpdfで公開されていますので、ぜひお読みください。また、ご意見等があればぜひお知らせください。

研究室紀要『授業実践開発研究』第11巻
https://ace-npo.org/fujikawa-lab/bulletin.html

人文公共学府プロジェクト研究報告書第324集「教育におけるゲーミフィケーションに関する実践的研究(3)」
https://ace-npo.org/fujikawa-lab/other.html

2015.10.08

日本教育方法学会第51回大会@岩手大学

10月10日(土)〜11日(日)に岩手大学で開催される日本教育方法学会第51回大会にて、以下の発表を行います。

自由研究発表 10月11日(日) 10:00〜10:30 総合教育研究棟E27講義室にて
ゲーミフィケーションを取り入れた協働学習プログラムのあり方―「西千葉子ども起業塾」と「比例」「プレゼンテーション入門」を例に―

(要旨) (発表資料)

2015.06.18

学校教育科学特論II「授業づくりの展望」資料

本日18時からの大学院の授業「学校教育科学特論II」で使用する資料です。受講生の皆様、ご利用ください。

「授業づくりの展望」資料

2014.11.28

『授業づくりネットワーク』編集部Facebookページを開設しました

このたび、学事出版から発行されている季刊『授業づくりネットワーク』誌の編集長をつとめさせていただくことになりました。2015年3月13日発行の2015年春号より、編集長として誌面づくりを担当させていただきます。

『授業づくりネットワーク』は、1988年の創刊当初より、「異質な者どうしの学び合い」を掲げ、学校種別や教科の枠にこだわらない授業づくりを進めてきました。今後、この理念に立ち返り、教師や教育研究者はもちろん、学校外のさまざまな方々とのネットワークづくりを進め、『授業づくりネットワーク』誌を時代の変化に対応した新たな授業をつくるプラットフォームとして成長させていきたいと考えています。

基本的な考え方については、12月5日発売予定の私の著書『授業づくりエンタテインメント!』(学事出版刊)に記したつもりです。

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『授業づくりネットワーク』の読者の方々と編集部とで交流できる場として、『授業づくりネットワーク』編集部のFacebookページを設けました。読者の方々はもちろんですが、まだ読者になっていない方も、ぜひ「いいね!」をしていただきたいです。

現在、『授業づくりネットワーク』編集部Facebookページでは、11月24日に開催した2015年春号特別対談「副島賢和×青山新吾」の様子や、2015年春号の企画関連の話題など、最新の情報を提供させていただいています。読者の方々からも、ご意見をいただいています。

インターネットが一般化し、SNSが広く普及したことで、ようやく本来の「授業づくりネットワーク」が展開できる状況になったのかもしれません。多くの方々とともに、新しい授業づくりを進めていければと思っています。

2014.11.13

新著『授業づくりエンタテインメント!』今月末発売!

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 満を持して、「授業づくり」をテーマにした本を出させていただくこととなりました。タイトルは、『授業づくりエンタテインメント!〜メディアの手法を活かした15の冒険〜』です。メディアリテラシー研究の成果をふんだんに活かして、授業づくりのノウハウを書いています。発問のしかた、指名のしかた、導入のしかたなどの基本的な項目の新しいノウハウから、広報マインドをもった外部との連携のあり方まで、大きな負担なく授業を変える提案を書いています。千葉県市川市で実施しているいじめ防止プログラムのことや、千葉市と連携して実施している「西千葉子ども起業塾」のことも紹介しています。他方で、1980年代から90年代からの授業づくりの成果にもふれていて、約30年の授業づくり研究の集大成、ということにもなっています。

 評論家の宇野常寛さんとの対談も収録されています。時代の変化とともに、学校や授業がどう変わっていくかを議論しました。教師にも教師以外の人にも、絶対に読んでほしい内容です。

 表紙は、AKB48の村山彩希(むらやま・ゆいり)さん。エンタテインメントがテーマなので、象徴的にアイドルに表紙をお願いしました。村山さんとのミニ対談を収録している上に、AKB48グループの話題も本書の中で随所に登場しています。AKB48ファン、村山彩希ファンの方にも、面白いと思っていただける内容となっているつもりです。

 この本は、新たな授業づくりを本格的に推進するスタートとなるべき本です。学校が、学校外とゆるやかにつながり、学校外の手法を柔軟に活用し、教師の負担を徐々に減らしつつ子どもたちが没入できる授業をつくっていくための、基本となるノウハウを凝縮して載せています。校内研究や教員養成教育で、大いに活用してほしいと願っています。

 私は、来年春号より、季刊『授業づくりネットワーク』誌の編集長をつとめることとなりました。「異質な者どうしの学び合い」という原点にかえり、『授業づくりエンタテインメント!』の成果をたずさえて、多くの方々とともに多様な授業づくりを展開したいと考えています。

 『授業づくりエンタテインメント!』の購入予約は、学事出版で受け付けています。詳しくはこちらをご覧ください。

 すでにまとまった数の予約をいただいたり、書評掲載のオファーをいただいたりしています。ぜひ皆様、応援してください。

2014.10.28

『授業づくりネットワーク』編集長就任について

季刊『授業づくりネットワーク』(学事出版)の編集長に就任することとなりました。異質な者どうしの学び合いによる授業づくりを推進すべく、季刊誌の特性を活かした1号1テーマの誌面づくりを進めていきます。皆様のご協力、よろしくお願いいたします。

就任の挨拶はこちら http://www.jugyo.jp/ です。

これまでの『授業づくりネットワーク』誌の案内はこちら http://www.gakuji.co.jp/magazine/network/index.html です。

2014.09.19

日本教育工学会第30回大会@岐阜大学発表資料

本日より9月21日(日)まで岐阜大学にて開催される日本教育工学会第30回大会で発表する際の発表資料を掲載いたします。

9月19日(金) 9:40〜10:00
1a-027-02
ビッグデータの活用を学ぶ中学生対象授業プログラムの開発
未来の学校における選挙予測を題材として

○藤川 大祐,阿部 学 [千葉大学],和田 翔太,三倉 知也 [企業教育研究会],小川 愛,塚本 亜紀,畠 慎一郎 [日本アイ・ビー・エム]

9月19日(金) 18:00〜20:00
ワークショップW07 教材のリアリティとファンタジーを考える
教材におけるリアリティとファンタジー


2014.05.11

質問、発問をめぐって

発問に関連して、いろいろな議論を整理しています。下の資料は簡単にまとめたもので、先日、学部内での研究プロジェクトのミーティングの際に報告したときに使ったものですが、ここにもアップしておきます。

以下の項目を載せてあります。いくつかの関連文献も示してあります。

・open question と closed question
・問いの前提
・日常の質問と教師の発問
・発問の定石化
・議論のToulmin model
・コリンズの発問ルール

私なりには「発問とその前提−発問の論理に関する考察−」( http://ace-npo.org/fujikawa-lab/bulletin.html に掲載)という論文(2011)で論じたことが一つの到達点ではありますが、より広い授業論の文脈で整理してみたいと思っています。

資料「質問、発問をめぐって」

2013.07.25

『教科書を飛び出した数学』(丸善出版)発売のお知らせ

私の新しい著書が発売となりました。単著として、ちょうど10冊目の著書です。

2011年度から千葉大学附属中で学生たちとともに実施している授業「社会とつながる数学」の内容が、読み物として形になりました。丸善出版より『教科書を飛び出した数学』が発売です。

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目次は以下の通りです。

1.音律とハーモニーの数学
2.次元を超えるトリックアート
3.素数と暗号
4.証明の起源から3D技術まで
5.虚数iが電気工学で使われる理由
6.最長片道切符と情報工学
7.負けにくい戦略とゲーム理論
8.統計を読み解く―視聴率から犯罪まで

縦書きで書かれており、面倒な数式をたどっていただく必要はありません。中高生にも大学生にも一般の方にも楽しんでいただける内容となっていると思います。

税別1300円と、中学生でも読んでもらいやすい価格にしていただくことができました。多くの方に読んでいただき、数学と社会との関連を眺めていただければ幸いです。

より以前の記事一覧